
こんにちは、エンタレです。
藤井風さんの曲って、聴いていると心地良いのに、いざカラオケで歌ってみると「あれ、なんか違う…?」ってなりませんか?独特のグルーヴ感やオシャレなメロディーラインが、実はすごく難しいんですよね。
「藤井風の曲をカラオケでかっこよく歌いたいけど、どの曲が歌いやすいんだろう?」「男性や女性、自分に合ったキー設定が知りたい」「人気曲のきらりや花、満ちてゆくを上手に歌うコツってあるのかな?」そんな風に思っている方も多いはず。
この記事では、カラオケ初心者の方でも挑戦しやすい藤井風さんの歌いやすい曲をランキング形式でご紹介します。
さらに、男女別のキー設定の目安や、音域が狭くても歌いやすいバラード、そして「何なんw」のような難曲を歌いこなすためのコツまで、徹底的に解説していきます。
藤井風の歌いやすい曲は?初心者向けTOP5

藤井風さんの楽曲は、一聴すると穏やかに聴こえても、実は高度なテクニックが満載。でも、中には比較的メロディーがストレートで、カラオケ初心者でも挑戦しやすい曲もあります。まずはここから、気持ちよく一曲歌いきることを目指してみましょう!
初心者向け歌いやすい曲ランキング
ここでは、音域の広さやメロディーの覚えやすさなどを基準に、特に歌いやすい曲を5曲選びました。
歌いやすい曲ランキング
- 優しさ
- 旅路
- ガーデン
- 帰ろう
- 満ちてゆく(前半)
第1位は「優しさ」です。この曲は、藤井風さんの曲の中では珍しく、R&B特有の複雑なメロディー(フェイク)が少なめ。メロディーラインが覚えやすく、メディアで聴く機会も多いので、曲の構成を知っている人が多いのも歌いやすいポイントです。
第2位の「旅路」は、ドラマ主題歌としても有名で、語りかけるような優しいメロディーが心に響きます。音域も比較的狭く、感情を込めて歌いやすい一曲です。
第3位「ガーデン」、第4位「帰ろう」も、穏やかな曲調でメロディーの起伏が激しくないため、リラックスして歌えるでしょう。
そして第5位は「満ちてゆく」。ただし、これは「前半部分に限る」という条件付きです。ピアノの旋律に合わせて繊細に歌い上げる前半はバラードが得意な人なら歌いやすいですが、間奏以降はプロレベルのフェイクが登場するので注意が必要です。
カラオケで女性が歌いやすいキー設定
藤井風さんの曲は男性ボーカルなので、女性が原曲キーで歌うのは少し低いと感じることが多いですよね。そんな時は、キーを調整するのがおすすめです。
一般的に、女性が歌う場合は原曲キーから+3〜+5あたりに設定すると、自分の声域にフィットしやすくなります。
人気曲の女性向けキー設定目安
- きらり:音域が広いため、サビの高さを基準に「+3」あたりがおすすめ。+5だとサビが高くなりすぎる可能性があります。
- 花:「+4」あたりで歌いやすいという声が多いです。
- 満ちてゆく:思い切って「-5」に設定し、1オクターブ上で歌うと、曲の雰囲気を保ちつつ歌いやすくなります。
まずは色々なキーで試してみて、自分が一番気持ちよく声を出せる高さを見つけるのが一番です。
男性が原曲キーで歌いやすいのは?
男性の場合、もちろん原曲キーで挑戦したいところですよね。藤井風さん自身、超高音を多用するタイプではないので、原曲キーのままでも歌いやすい曲は多いです。
特に、ランキング1位の「優しさ」は最高音がA#4と、男性にとって無理のない範囲に収まっています。他にも「旅路」や「帰ろう」は、音域が比較的コンパクトなので、原曲キーでも挑戦しやすいでしょう。
もしサビなどで「ちょっとキツいな」と感じたら、無理せずキーを-1から-3の間で調整してみてください。力んで張り上げるよりも、少しキーを下げて余裕を持って歌うほうが、藤井風さんらしいリラックスした雰囲気を表現できますよ。
音域が狭く歌いやすいバラード曲
「高音も低音も自信がない…」という方には、音域が比較的狭いバラード曲がおすすめです。
「旅路」や「帰ろう」は、まさにその代表格。メロディーの上下が少なく、穏やかな曲調が続くので、音程を外す心配をあまりせずに歌に集中できます。歌詞をじっくりと噛み締めながら、語りかけるように歌うと、曲の持つ温かい世界観を表現できるはずです。
また、「満ちてゆく」も、先ほどお伝えした通り前半部分は非常に歌いやすいバラードです。カラオケでまず一曲、という時にはぜひ挑戦してみてください。
人気曲「きらり」を歌いやすくするコツ
CMソングとしても大人気の「きらり」。カラオケでも歌いたい!という方が多いと思いますが、この曲の最大の難関は約2オクターブにも及ぶ音域の広さです。
歌いこなすコツは、地声と裏声(ファルセット)をスムーズに切り替えること。
「きらり」歌唱のポイント
- Aメロ(低音):ささやくように、少しハスキーな地声を意識。力を抜いてリズムに乗るのが重要です。
- サビ(高音):透き通るような綺麗なファルセットに切り替える。力まず、ふわっと声を裏返す感覚です。
落ち着いたAメロから、一気に音域が跳ね上がるサビへの移行がこの曲の聴かせどころ。地声と裏声を自在に行き来する練習をしてみると、グッと原曲の雰囲気に近づきますよ。
藤井風の曲を歌いやすいと感じるコツ

藤井風さんの曲を「歌いやすい!」と感じるようになるには、曲ごとのポイントに加えて、彼の歌唱スタイルの特徴を理解することが近道です。
ここでは、難易度の高い人気曲を例に、具体的な歌い方のコツを解説します。
難しい曲「何なんw」を歌うコツ
デビュー曲にして最難関との呼び声も高い「何なんw」。この曲の難しさは音程よりも、圧倒的なリズムの複雑さにあります。
16ビートが跳ねる独特のグルーヴ(ハーフタイムシャッフル)に乗って、譜割りの細かい歌詞を歌いこなすのは至難の業。特にAメロの早口パートは、リズムの中心をしっかり捉えないとすぐにズレてしまいます。
「何なんw」攻略の鍵
まずは歌うのを一旦やめて、曲を聴き込みながら歌詞を朗読することから始めてみてください。どこにアクセントを置いているのか、どこで息継ぎをしているのかを分析し、リズムを体に叩き込むことが最重要です。
岡山弁の独特なイントネーションも相まって非常に難しいですが、このリズムを乗りこなせたら、カラオケで注目されること間違いなしです。
「満ちてゆく」のフェイクを歌うには
「満ちてゆく」の間奏部分(1分58秒あたり)で聴かれる「満ちてゆくー…」というフレーズ。伸ばした音程が複雑に上下するこの部分は「激ヤバフェイク」と称され、この曲の難易度を一気に引き上げています。
この「フェイク」とは、楽譜通りのメロディーを少し崩して、即興的に音程を細かく動かす高等技術のこと。藤井風さんの歌には、このフェイクが随所に散りばめられています。
いきなり完璧に真似するのは難しいので、まずは以下のステップで挑戦してみましょう。
フェイク練習のステップ
- 原曲を何度も聴き、フレーズの終わりの小さな音の動きを耳でコピーする。
- スマホの録音機能などを使って、テンポを落としてメロディーの動きを真似してみる。
- 慣れてきたら、少しずつ自分なりのニュアンスを加えてみる。
まずはメロディー通りに最後まで歌うことを目標にし、フェイクは少しずつ練習していくのがおすすめです。
人気曲「花」の歌い方のコツ
ドラマ主題歌としてヒットした「花」は、ゆったりしたバラードですが、実は非常に繊細な表現力が求められる難曲です。
この曲を歌いこなす最大のポイントは、地声・ウィスパーボイス(ささやき声)・裏声という3つの声色を巧みに使い分けることです。
- Aメロ:息をたっぷり含んだウィスパーボイスで、優しく語りかけるように。
- Bメロ:徐々に芯のある声へと変化させ、サビに向かって感情を高める。
- サビ:「探してた」の部分はメロディーが少し跳ねるように歌い、語尾に息を混ぜて余韻を残すのがコツ。
- 声の切り替え:「咲かせに(地声)いくよ(裏声)」のように、声の切り替えを力まず、ふわっと軽く行うことを意識しましょう。
声色のコントロールを意識するだけで、楽曲の持つ切なさや温かさをより深く表現できますよ。
上級者向け難曲ランキング
カラオケに自信のある方は、ぜひ最難関曲にも挑戦してみてください。歌いこなせればヒーローになれる、上級者向けの3曲はこちらです。
藤井風・最難関曲TOP3
- 何なんw:圧倒的なリズム感とグルーヴが求められる。
- 青春病:Fメロまである長大な構成と、目まぐるしく変わる感情の表現力が試される。
- damn:一曲の中での声色の変化が最も激しく、役者のような表現力が必要。
これらの曲は、単に音程やリズムが合っているだけでは上手く聴こえません。曲の世界観を深く理解し、自分なりに表現することが重要になります。
コツを掴んで藤井風の歌いやすい曲に挑戦

ここまで、藤井風さんの歌いやすい曲から難曲の攻略法まで解説してきました。
藤井風さんの曲は、一見シンプルに聴こえても、その裏には高度な音楽的テクニックが隠されています。だからこそ、歌えた時の喜びは格別です。
まずは今回ご紹介した藤井風の歌いやすい曲から挑戦し、自分に合ったキーを見つけ、少しずつ歌い方のコツを掴んでいけば、きっとカラオケで歌うのがもっと楽しくなるはずです。
ぜひ、あなたなりに藤井風さんの音楽を楽しんでみてくださいね!




