
こんにちは。エンタレ!!です。
ネットやSNSで「ヒカキン 開示だな」というフレーズ、最近よく見かけませんか?HIKAKINさんがプロデュースした「みそきん」の炎上騒動や、あの規格外な「20億円豪邸」の住所特定問題が起きるたびに、関連するコメントに対して「それ開示だな」といった反応が飛び交っています。
でも、これって一体どういう意味なんでしょうか?HIKAKINさんが過去に経験したという「地震で死ね」といったひどい誹謗中傷とは、明らかにレベルが違う気もします。だとしたら、ちょっとした批判的なコメントも、すべてHIKAKINさんや所属事務所UUUMによる法的措置の対象になってしまうんでしょうか?
この記事では、その「開示だな」という言葉が持つ本当の法的な意味から、HIKAKINさんとUUUMが実際に行っている対策、そして最近の炎上が「開示」の対象になるのかどうか、その気になる境界線について分かりやすくまとめていきます。
「ヒカキン 開示だな」ミームの背景

まず、この「ヒカキン 開示だな」という言葉が、どうしてこんなに説得力を持って広まったのか、その背景にあるUUUMの「本気度」について見ていきましょう。
「開示だな」の法的な意味とは?
僕たちが普段SNSなどで目にする「開示だな」という言葉。これは単なる「情報を公開する」とか「暴露する」といった意味ではありません。
この「開示」とは、法律に基づいた手続きである「発信者情報開示請求」という言葉を略した、インターネット上のスラングなんです。
発信者情報開示請求というのは、プロバイダ責任制限法に基づいて、ネット上で名誉毀損や脅迫といった違法な投稿を行った匿名の投稿者の個人情報(住所、氏名、電話番号、IPアドレスなど)を特定するために行われる法的な手続きを指します。
この手続きは、その後の損害賠償請求(慰謝料)や刑事告訴といった、本格的な法的措置を進めるための「第一歩」です。
つまり、ネット上で「開示だな」と言うのは、「(事務所が)法的措置の準備(=犯人特定)に入ったぞ」という意味合いを持つ、かなり重い言葉なんですね。
UUUMの専門チームと法的措置
「ヒカキン 開示だな」というミームが、他のネット上での「訴えてやる!」という脅し文句と一線を画している最大の理由は、HIKAKINさんの所属事務所であるUUUMが「本気」で実行しているという点にあります。
UUUMには、なんと「誹謗中傷および攻撃的投稿対策専門チーム」という専門の部署が存在しています。
このチームの活動内容が、このミームの信頼性を裏付けています。
UUUMの具体的な対策
- プラットフォーム(SNS運営会社など)への削除依頼
- 悪質な投稿者への直接警告
- ラインを超えた場合は「断固とした法的措置」
しかも、その実績も公表されています。報道によれば、過去4年間で287件もの誹謗中傷に対応したり、ある1年間では100件に対処し、そのうち62.7%を削除に導いたりしています。
さらに重要なのは、単に削除するだけでなく、賠償請求や和解金の支払いといった「投稿者にとって非常に重い結末」をもたらす民事上の措置や、殺害予告などの悪質なケースでは「犯人検挙」に至った刑事事件もあると公表していることです。
だからこそ、「ヒカキン 開示だな」という言葉は、単なる憶測ではなく、「UUUMの専門チームが動く案件だ」という、過去の実績に基づいた「警告」として機能しているわけです。
過去の深刻な誹謗中傷と地震の例
UUUMがここまで強力な体制を敷くようになった背景には、HIKAKINさん自身が過去に経験した、僕たちの想像を超えるほど深刻な誹謗中傷の歴史があります。
彼自身が動画で語ったエピソードは、かなり衝撃的です。
2012年から2014年頃、地元の新潟県で震度5弱の地震が発生した際、HIKAKINさんが心配して「みんな大丈夫か!?」とX(旧Twitter)にポストしたところ、信じられないような返信が殺到したそうです。
寄せられた返信(一部)
- 「しね」
- 「大丈夫なワケないでしょ。ふざけないで」
- 「地震で死ね」
- 「いい奴ぶるな 大爆笑した」
HIKAKINさんは当時を振り返り、「ツールか何かを使って、もうマジでね、秒刻み」「当時日本一多分“死ね”って言われてたと思うんですよね!」と語っています。
これはもう「批判」とか「アンチ」とか、そういうレベルの話じゃないですよね。明確な人格攻撃であり、脅迫です。
こうした過酷な経験が、「人間だと思われていない」と感じるほどの状況が、今のUUUMの「断固とした法的措置」という強固な姿勢につながっているんです。
最近の炎上と「ヒカキン 開示だな」の境界

過去のひどい誹謗中傷については分かりました。UUUMが本気で対応するのも当然だと思います。では、最近話題になった「みそきん」の炎上や「20億円豪邸」の件についてはどうなんでしょうか?ここが一番気になるところですよね。
みそきん炎上への批判は対象か
HIKAKINさんがプロデュースしたラーメン「みそきん」。カップ麺の爆発的ヒットに続き、一部のリアル店舗での提供も行われましたが、大混雑や運営方法をめぐってSNSではかなり批判的な意見も続出しました。
例えば、こんな感じの投稿です。
- 「ラーメンで予約アホ草」
- 「予約チケット転売したら金になるんじゃね? 😎」
- 「数十分も待たされて思わず厨房に入って行ってしまいました〜‼️」(これは運営の不手際への皮肉ですね)
こうした投稿を見て、「これも開示だな!」と反応する人も実際にいました。
でも、ちょっと待ってください。
「ラーメンで予約アホ草」というコメントと、さっきの「地震で死ね」というコメントは、法的に同じレベルで扱われるでしょうか?
おそらく、その答えは「ノー」です。
「アホ草」といった表現は、言葉遣いは乱暴かもしれませんが、基本的には商品やその販売方法(運営)に対する「批判」や「揶揄(やゆ)」の範囲内とみなされる可能性が極めて高いです。
もちろん、これがエスカレートして「HIKAKINは詐欺師だ」とか「みそきんには毒が入っている」といった、事実無根の人格攻撃や業務妨害レベルになれば話は別です。
しかし、サービスへの不満や皮肉レベルの投稿が、即座に法的な「開示」の対象になる可能性は低いと考えられます。
20億円豪邸の住所特定と開示
もう一つ、大きな騒動になったのが、あの「20億円豪邸」の住所特定問題です。
HIKAKINさんが新居のハウスツアー動画を公開した直後、インターネット上でその場所が「即特定されてしまった」と報じられました。結果、「近隣小中学生の注目の的に」なってしまい、地元の住民も困惑しているとのことでした。
これに対しても「特定したやつを開示だな」と思った人がいるかもしれません。
ですが、これも「開示」とは少し論点が違う問題なんです。
先ほど説明したように、「開示だな」(発信者情報開示請求)というミームは、主に「名誉毀損」や「誹謗中傷」に対して使われる言葉です。
一方で、住所を特定してネットに晒す行為は、どちらかというと「プライバシーの侵害(ドクシング)」という、また別の法的な問題になります。
もちろん、UUUMがこれに対して投稿の削除請求や、プライバシー侵害に基づく別の法的措置を取る可能性は十分にあります。ただ、僕たちが使っている「開示だな」というスラングの文脈(=名誉毀損による賠償請求)とは、少し争うポイントが異なるんですね。
批判と誹謗中傷の違いはどこか
結局、僕たちが一番知りたいのは「どこからがセーフで、どこからがアウトなのか」という境界線ですよね。
これは個別のケースによるので、法律の専門家でないと正確な判断は難しいですが、一般的に言われているラインをざっくりと表にまとめてみました。
| カテゴリ | 具体例 | 法的措置の可能性 |
|---|---|---|
| 意見・批判 | 「みそきん、味が好みじゃなかった」「予約制はアホ草」 | 低い(表現の自由の範囲内) |
| プライバシー侵害 | 「20億円豪邸の住所はここだ」と拡散する | 中(名誉毀損とは別の法的措置の対象) |
| 誹謗中傷・名誉毀損 | 「あいつは詐欺師だ」(根拠なく断定する) 「地震で死ね」 | 高い(人格攻撃、社会的評価の低下) |
| 脅迫・殺害予告 | 「殺す」「お前の家を燃やす」 | 極めて高い(刑事事件・検挙対象) |
つまり、HIKAKINさんの商品やサービス、動画の内容に対する「感想」や「批判」は、それがどんなにネガティブなものであっても、基本的には「表現の自由」の範囲内です。
しかし、そのラインを超えて、HIKAKINさん個人の人格を攻撃したり、嘘の情報で社会的な評価を貶めたり、「死ね」や「殺す」といった言葉で脅したりすると、明確に「開示だな」の対象、つまりUUUMの専門チームが動くことになるわけです。
【免責事項】
この記事で解説している内容は、あくまで一般的な法解釈や報道に基づくものであり、特定の投稿が法的にどう判断されるかを保証するものではありません。
ご自身の投稿や、実際にトラブルに巻き込まれた場合の法的な判断については、必ず弁護士などの専門家にご相談ください。
「ヒカキン 開示だな」の正しい使い方
ここまで見てきたように、「ヒカキン 開示だな」という言葉は、UUUMの強力な法的措置という「事実」に基づいた、非常に重い意味を持つミームです。
僕たちがこの言葉を使うとき、あるいは目にしたときは、その背景にある重みを理解しておく必要があると思います。
「ヒカキン 開示だな」ミームのポイント
- 本来の対象: 「地震で死ね」のような、明確な人格攻撃や脅迫、デマに対して使われるべき言葉。
- 過剰な適用: 「みそきん」の運営に対する「批判」や「揶揄」に対して使うのは、ミームの拡大解釈(過剰適用)である可能性が高い。
- 結論: HIKAKINさんとUUUMは、「正当な批判」と「違法な誹謗中傷」を明確に分けて対応していると考えられます。
ですから、SNSで誰かの批判的なコメントを見たときに、すぐに「それ、ヒカキン 開示だな」とレッテル貼りをしてしまうのは、少し早いかもしれません。
本当にラインを超えたひどい中傷コメントや脅迫を見つけた時にこそ、この言葉の本来の「重み」が発揮されるんじゃないかな、と僕は思います。



